ゆびさきと恋々 いよいよアニメも始まって毎回展開がドキドキですね。
ゆびさきと恋々は生まれつき耳が聞こえない大学生の雪と、同じ大学に通う3歳年上の逸臣のピュアラブストーリーがメインですが、雪と幼馴染で同じ大学に通う桜志がいつから雪のことが好きなのか、またなぜ手話が出来るのかなども気になります。
この記事では、桜志がいつから雪が好きなのかについての考察と、桜志が手話を使う理由についてを考察していきたいと思います。
ぜひ最後まで読んでみてください。
ゆびさきと恋々 桜志はいつから雪が好きなのかを考察
まずは桜志について紹介していきたいと思います。
ゆびさきと恋々 桜志のプロフィールを紹介
芦沖 桜志(あしおき おうし)
・血液型はA型
・バイト先は「やきにく牛十」
・姉の芦沖 実桜(あしおき みお)が手話が使えるので姉に手話を習った
・手話通訳士に興味がある
・昔からいつも雪に意地悪なことばかり言う
・いつも不機嫌にしている事が多い
桜志と雪の今までの関係を紹介
序盤で分かる事は、
・桜志と雪は大学で初めて学校が一緒になった
・桜志が初めて雪に使った手話は小2の時で「アホ」
・桜志と雪は普段ほとんどかかわりがない
ということです。
最初の頃は、たまに登場しては雪につっかかるというシーンが多いですね。
桜志の登場シーン第2話から考察
桜志が登場するのは第2話からです。
りんと逸臣が所属する国際サークルのメンバーがよく集まるカフェテリアで逸臣と雪が仲良さそうに話していたところを、上の廊下から無表情に見ていた桜志。
雪が「友達だけど?」と返すと、「へーー」と一言。
雪が「何してんの?」と聞き返すと、「別に」とだけ答えて行ってしまいました。
このシーンからは、
・他の男と仲良さそうに話しているのを見て嫉妬し不機嫌になった
という事が分かります。
\TVアニメ『ゆびさきと恋々』桜志が登場するのはエピソード2.「恋々へ」/
>>いますぐ桜志の登場シーンを見る<<
桜志の登場シーン第3話から考察
いつもの国際サークルが集まるカフェテリアで、りんとその友達が話しているのを遠くから見かけて話しかけるタイミングを待っていた雪。
そこに桜志が来て、りん達が春休みの計画を話している事を雪に伝えます。
その時の桜志の手話の様子を雪は「桜志くんの手話にはいつも棘があるけど、時々弱々しいゆびさきが本当は心配してくれているのではないか」と思っています。
そこに友達と話しながら歩いてきた逸臣がやってきて、雪にぶつかってしまいました。
雪に気づいた逸臣は雪の頭をわしわしなでて去って行ってしまいます。
それを見た桜志は「なんだあれ」と思わず手話をせずにつぶやいて、「つーか、あんま調子乗んなよ」と雪に警告すると、遠くから桜志と雪のがやりとりしている事に気が付いた逸臣と目が合います。
そこに、雪に気が付いたりんがやってきて雪の後ろから抱き着くと、桜志は今度は「あんまり後ろから抱き付かない方がいいですよ、こいつ足音聞こえないから」とりんにぶっきらぼうに注意して去っていくのでした。
このシーンからは、
・「あんまり調子乗んなよ」というのは、雪に逸臣とこれ以上近づいて欲しくないという嫉妬からくる警告
・「後ろから抱き着かない方がいい」というのは、耳が聞こえない雪を心配しているようでいて実は、雪の事は自分が一番良く分かっているというマウント
などが読み取れます。
桜志は「自分が一番雪の事を分かっている」という気持ちが強いんだね
桜志の登場シーン第4話から考察
逸臣と待ち合わせしたコインランドリーへ急いで向かっている雪を見かけた桜志が、雪の背中にポケットティッシュを何個も投げつけます。
こんな時間にまさか男と会うのか?と彼氏でもないのに怒っている桜志。
「そいつこんな時間から呼び出したのか?」
「多分それ遊ばれてるから」と続けます。
最後には「そいつ酔ってるだけだ!俺やさしいって!」と吐き捨てます。
『雪に近づく男は、”耳が聞こえない雪への同情”なんだから勘違いするなよ』と言わんばかりに警告しています。
それとは反対に、桜志は”自分の気持ちは同情なんかではない”と思っているのに、なぜか雪に優しく出来ない状態が何年も続いています。
桜志の登場シーン 大きく動いた話題の第5話から考察
第5話で桜志の雪への気持ちがさらにはっきりとわかります。
雪が逸臣やりん達との待ち合わせ場所に行くために電車に乗っていると、偶然桜志と出くわしました。
桜志は早速「おい、どこに行くんだよ」「そういやこないだは何時に帰ったんだよ」と雪につっかかります。
どすんと雪の隣に座った桜志が、右隣に座った雪の髪の毛を自分の指にくるくるからませたかと思うと、突然雪の肩に自分の頭を乗せたのです。
このシーンにはびっくりした・・・!
このシーンから分かる事は、
・もやもやする自分の気持ちをどうする事もできない
というところでしょうか。
このシーンで読者も「やっぱり桜志は雪の事が好きなんだ」という事に気づきます。
電車を降りた雪を追った桜志が見たのは、混雑の中ふらつく雪をしっかりとつかまえた逸臣の姿でした。
思わず「雪!」と叫ぶ桜志の声に、逸臣が気づきます。
「何?」と逸臣が返すと、「そいつ聞こえねーんだから後ろから抱きつかねぇ方がいいですよ」と桜志。
雪に叫んでも聞こえないのは桜志が良く知っているはずなのによっぽど慌てていたんだね。
逸臣がすぐに答えます。
「雪は俺だったらいいんだって」
!!!
逸臣は既に桜志の雪への気持ちに気が付いていました。
「俺だったらいいんだって」という逸臣の台詞は、桜志へのマウント返しという事になります。
\桜志と逸臣のシーン エピソード4.「どんな声で」を今すぐ見る/
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桜志の登場シーン 第6話から考察
にらみ合う桜志と逸臣に気づいた雪が、逸臣の腕の下から雪が桜志の方を振り向くと、それに気づいた桜志が雪に向かって「ア」「ホ」と手話を見せるのでした。
という事でしょうか。
ちなみにこの「ア」「ホ」は桜志が雪に初めて使った手話で話しかけた言葉です。
雪と桜志が小2の時の花火大会のシーンで出てくるよ
桜志の登場シーン 全てが分かる第17話
第6話以降はしばらく同じような状態が続きますが、第17話で急展開をみせます。
第16話で逸臣を待ち伏せしていた桜志が、大学に逸臣がやってくるなりつっかかります。
第17話に入って逸臣に引きずられて国際サークルの部室につれてこられた桜志。
最初は他愛もない話をしていた逸臣でしたが、桜志が逸臣の意図が分からず我慢できずに帰ろうとすると突然「あんた雪の事好きなんだろ」と切り出しました。
「そんなんじゃねえ」と答える桜志。
まさか桜志はまだ自分の雪への気持ちに気付いていない…?
2人のやりとりが相いれないまま続いた後、突然逸臣が「19時に森町のバス停に来い」と言い出し、桜志は行かないと言っていたものの、結局逸臣と桜志はロッキンロビンに現れました。
逸臣が3か国語を話せる事を知った桜志が怪訝そうな顔をすると、逸臣が言いました。
「そんな奴が手話覚えてんじゃねーよって?手話を始めた理由同じだろ」
すると桜志が「一緒にすんな」と答えます。
「手話覚えたから雪が落とせると思ったか?俺はそんな浅ましい理由で手話を覚えたんじゃねえ」と桜志が言って、手話を始めた理由の回想シーンになりました。
桜志が雪の事を好きになったのは小2のとき
桜志が初めて雪を見たのは小学校2年生のときの夏休み。
盆踊りの練習に行く途中に会った雪に、桜志の姉が「こんにちは」の手話をすると、とびきり可愛い笑顔でこんにちはを返す雪を見て、桜志は手話に興味を持ち始めます。
その夏の花火大会。
母親と一緒に花火を見上げる雪の笑顔に、思わずみとれる桜志。
それから家にあった手話の本で一生懸命勉強を始めました。
周りが騒がしくても邪魔されないそこだけの世界があって、まるで自分達だけの暗号みたいで、特別に思えて手話にはまっていった。
と回想しています。
店を出た後「雪と別れろよ」と言った桜志でしたが、逸臣に断られると
「他の男の手なんか見るな」
\TVアニメ『ゆびさきと恋々』エピソード10.「桜志の世界」を今すぐ見る/
>>桜志と雪の小2の時の花火大会のシーンを見る<<
ゆびさきと恋々 桜志が手話をする理由とは?
桜志が手話をする理由はTVアニメでよりはっきりと描かれていました。
原作漫画では描かれなかった桜志の気持ち
TVアニメ『ゆびさきと恋々』sign.11「約束」で、原作漫画にはなかった桜志の雪への気持ちが分かるシーンが描かれています。
それは満員電車のシーンでした。
桜志は人混みの向こうに雪を見つけます。
雪は突然止まった電車にとまどっている様子でしたが、離れている桜志には何もすることが出来ません。
「こういう時、手話で何か伝えられたら良かったのになって不甲斐なくて…」
そう思った桜志が本格的に手話の練習を始めたのはそれがきっかけでした。
「守りたい」
満員電車の中で1人アナウンスが聞こえ不安そうにしている雪を見つめ、
ただ純粋にそう思った桜志。
態度ではつい冷たくしてしまう桜志ですが、本当は
「もっと素直になりたい」
と思っていたのでした。
この満員電車のシーンがいつの時なのか詳細は説明されていないのですが、
2人の幼さから推測すると中学生時代なのではないかと思われます。
高校生であれば満員電車は通学時と想像するのが自然だと思いますが、それであればお互い制服を着ているはずです。
ところが、この時の二人は私服でした。
また、桜志のとても流暢な手話は高校生時代から学び始めたと考えると少し無理があるような気がします。
中学生時代から猛勉強して身に付けたものであると考えるのが自然です。
原作漫画では、桜志が子どもの頃から、家には姉が使っていた手話の本があり、その本を目にする機会があった桜志でした。
子どもの頃にその手話の本で勉強する様子が描かれていたのですが、その時はまだ指文字を覚えて雪に「ア」「ホ」と言うのが精いっぱいだったのかもしれません。
桜志が手話をする理由まとめ
桜志が手話をする理由は雪と話したいからです。
そして、耳が聞こえない雪を「守りたい」という純粋な気持ちからでした。
「雪が好きだから」なんていうそんなよこしまな気持ちではなく、
どこにもカテゴライズなんてされない清く純粋な気持ちでした。
そのため最初は、逸臣と一緒にされる事を否定していた桜志でしたが、
・手話を覚えて自分も姉の様に雪と話せるようになりたいと思う。
・手話を独学で始める。
・その年の花火大会で、花火を見上げる雪の横顔にみとれる。
・その時、離れている雪に初めて手話で「アホ」と話しかける。
・誰にも邪魔されず自分達だけの暗号で話せることが、特別に思えて手話にはまっていった。
・満員電車が緊急停止し、アナウンスが聞こえず困っている雪を見て「守りたい」と思い、それから手話を必死で勉強した。
というものでした。
桜志の気持ちは誰よりもとても純粋でとても神聖なものでした。
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まとめ
ここまで、ゆびさきと恋々の桜志はいつから雪が好きなのか、桜志が手話をする理由を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
いつも雪につっかかってしまう桜志ですが、桜志なりにとても純粋な気持ちで雪に向き合っている事がわかりました。
大学生になるまでただの幼馴染として接していましたが、桜志がいつから雪の事が好きなのかについては、「小学校2年生から」で、桜志が手話をする理由は「雪と話したいから」「雪のことを守りたいから」でした。
まだまだ桜志と雪の関係も見どころが続きます。
今後も『ゆびさきと恋々』を応援していきたいと思います。
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